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Learn Japanese Through Story (N5):ききみみ頭巾/Magical Hood
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Learn Japanese Through Story - Learn Japanese Through Story (N5):ききみみ頭巾/Magical Hood

4.0 (6)
41 learners

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  • 23.5 hours of video
  • Certificate of completion
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日本人なら大抵一度は聞いたことがある『ききみみ頭巾』を #やさしい日本語 #EasyJapanese でリライトしました。 【音楽】DOVA-SYNDROME様  https://dova-s.jp/ 【効果音】音人様  https://on-jin.com/ 【イラスト】IllustAC様  https://www.ac-illust.com/ スクリプト(動画の字幕と完全に一致するものではありません)-------- 昔、山奥に一人で住んでいるお爺さんがいました。ある日、お爺さんは仕事から帰る途中で、足が悪い狐を見つけました。木の実をとりたいですが、足が上手に動きませんから、とることができません。お爺さんは可哀そうに思って、その木の実をとって、狐に渡してあげました。狐はとても喜んで、いつまでもお爺さんを見送っていました。 それからしばらくして、お爺さんはまた、その狐に会いました。狐は、古くて汚い布を咥えていました。そしてそれを、お爺さんにあげました。よく見ると、古い頭巾でした。 「あの木の実のお礼ですか。ありがとう」 お爺さんは、その頭巾をもらって家へ帰りました。 次の日、お爺さんがその頭巾をかぶると、不思議な声が聞こえました。 お爺さんはあたりを見回しましたが、だれもいません。 「この頭巾は…!」 狐がくれた頭巾は、かぶると鳥や動物の声が聞こえる、魔法の頭巾でした。 お爺さんは楽しくなりました。毎朝早くから山を歩いて、鳥や動物の声を聴きました。 「そろそろ冬の食べ物を集めなければならない…」 「うん、僕がんばるよ、お父さん」 「私はもう年を取って、歌が下手になりました」 「そんなことありませんよ。まだまだ上手ですよ」 ある日、二羽のカラスが木の上で話していました。お爺さんは頭巾をかぶって、カラスの話を聞きました。 「長者さんの娘が病気になってから、もう二か月です。なかなか治りませんね」 「そりゃ治りませんよ。あれは松の木さんの祟りです。フクロウが言っていましたよ。木は昼は話しませんが、夜になったら話しますからね」 「松の木さんは、どうして祟っているんですか」 「それは知りませんよ。長者さんの庭の松の木さんに、直接聞いてください」 お爺さんは、びっくりしました。それで、次の日長者さんのところへ行って言いました。 「娘さんの病気を治すことができるかもしれません。長者さま、庭に松の木がありますか」 長者さんは本当に困っていましたから、お爺さんをすぐ庭に案内しました。庭には新しい倉があって、その近くに古い松の木がありました。松の木は弱って、半分枯れていました。 「長者さま、一晩この倉に泊まってもいいですか」 「もちろんです。娘が元気になる方法を、早く見つけてください」 長者さんに許可をもらって、お爺さんは倉に入りました。そして、狐にもらった頭巾をかぶって、夜を待ちました。 夜中になりました。外から泣き声が聞こえました。松の木が泣いています。松の隣の、柳の木が言いました。 「松さん、そんなに毎晩毎晩、泣かないでください」 「柳さん、でも私は我慢できません。あの長者は、私の腰の上に倉を建てたんですよ。こうして二か月も娘に祟っているのに、だれも気が付かない。このままでは、もうすぐ私は腰から腐って死にます」 「ああ、松さん。かわいそうに」 柳の木が、松の木を慰めまていました。 お爺さんは倉の中で、なるほどと思いました。それで次の朝、長者さんに言いました。 「庭の倉を動かしてください。あの古い松の木が苦しんでいます。娘さんの病気は、松の木の祟りです。あの松の木を助けたら、娘さんも元気になります」 長者さんはすぐに人を呼んで、倉を動かしました。 すると、松の木はだんだん元気になって、娘さんも元気になりました。 「ああ、良かった。お爺さん、ありがとう、ありがとう」 長者さんは喜んで、お爺さんにたくさんお金をあげました。 「ありがとうございます。でも、これは私だけの手柄じゃありません。この不思議な頭巾をくれた狐のおかげです。お礼をしなければなりませんね」 お爺さんは、狐が好きな食べ物をたくさん買って、山へ帰りました。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーおわり

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